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【コラム】ヘルメットっていろいろ大変、臭いが気になる。。熱中症も。。対策法ってあるの?

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 うだるような暑さが続く炎天下の工事現場で従事している職人さんは当然のように額に汗して働いています。ヘルメットなどは新品のときであればいざ知らず、使い続けていれば当然臭いがしてきます。廻りの眼も気になります。そんなヘルメットの消臭方法と臭いの付かない予防処置について考えたいと思います。


ヘルメットが臭う原因っていったいなんだろう?

 ヘルメットの素材は強化ポリプロレンやナイロン素材などの化学物質素材を基に製作されています。臭いの原因となるのは地肌に接触する額部分やあごひも部分が特に汚れてしまい、雑菌の温床となるのが主な原因です。この雑菌を取り除くことで不快な臭いを除去することが出来ます。消臭の効能があるスプレーを使用している方も非常に多いかと思いますが選択するときには消臭にプラスして除菌機能のあるスプレーを選択するようにしましょう。次亜塩素酸やアルコール成分の高い製品が特にお勧めです。100円均一で販売しているアルコールスプレーを薄めてふき取るのが有効です。ふき取っても取れないくらい臭いが残る場合は思い切って、丸洗いしてみましょう。丸洗いといっても洗濯機等ではなくヘルメットがすっぽり入るくらいのバケツやタライに付けおき洗いをします。ぬるま湯でつけるのがポイントで、一定時間漬け置きした後入念に洗います。すすぎもしっかり行い洗剤が残らないようにしましょう。洗濯が終わった後も日光によく当てて雑菌を除去しましょう。日光に当てると黄色ブドウ球菌を死滅させることにより、生乾きのときに感じる嫌な臭いを除去することが出来ます。さらに入念に洗うときは部品ごとに分解して洗濯するとより効果的です。ヘルメットのあごひも等はスペアパーツとして揃えておくとより良いのではないでしょうか。


ヘルメットの臭い対策と平行して夏季の熱中症にも注意しよう

 メディアにも最近はよく取り上げられるようになってきた熱中症。建築現場は特に外仕事が多い為例年、発症事例が絶えません。5月頃から除々に注意喚起が行われ(例年は6月頃に政府から発行される)寒暖差が激しく、湿度が高いと更に熱中症の危険にさらされます。建築現場の労働災害でも熱中症は非常に多く報告されており、精神論などで克服できるものではありません。暑さで朦朧としたことがある人もいるかと思います。そんな熱中症にならないような取り組みを各ゼネコン会社が工夫を凝らしています。その方法とは・・・
 そもそも熱中症とはどのようなプロセスを経て起こるのでしょうか?実は夏に限ったことではなく、大量の汗をかき体内が脱水症状を起こして体温上昇を引き起こします。汗が出なくなると体内の熱を放出することが出来ずに体内温度がどんどん上昇していきます。そうなると臓器血流障害などによりめまい、吐き気、失神などを引き起こし何の手当てもしなければ死に至ることも。外出時や外で労働しているときのほか、冷房設備の無い室内でも起こりえます。毎年多くの方が熱中症が原因で救急搬送されている現状があります。
 それではどのようにしてこの熱中症にならないようにしていけばいいのでしょうか。予防方法で一般的なのはかいた汗の分、水分補給をして適宜休憩を挟んで労働することです。汗をかけば体内の塩分濃度も低下するので工事現場では塩飴などを配布して塩分不足を解消する動きが一般的ではないでしょうか。
ゼネコンによっては熱中症は労働災害となりますからかなり真剣に取り組んでいるところが多く、例えば朝礼・お昼休み・中間休憩時に作業員の顔色や目の状態などを確認したり、休憩施設に冷水機の設置とクーラー設置を行っています。
熱中症予防グッズもさまざまなものが販売されておりヘルメットに着用する日よけや、小型の扇風機が付いた服だとかコンプレッサーを利用したチューブ型のグッズなどあるので検討してみてはどうでしょうか。


熱中症にかからないために日々の生活習慣を見直す

 熱中症と生活習慣は相互に関係しており、睡眠不足や深酒などは大きく関係しているということです。また朝食を抜いたり休みなく仕事していたりするとかかりやすくなるというデータも出ています。健康で毎日家に無事帰ることが出来るように暑い季節をのりこえてほしいと思います。

質問 Sep 29, 2016 公開 提案 事務局 (7,800 ポイント)
編集 Sep 30, 2016 事務局

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